現代調の将棋の研究 (最強将棋21)
現代調の将棋の研究 (最強将棋21) / 感想・レビュー
うた
前期の豊島竜王対羽生九段の矢倉超急戦や、昨日の藤井棋聖対渡辺名人の相掛りでの殴り合いのように、将棋の定跡は日々変化している。本書は羽生九段による最先端の解説です。少し前に流行った角換わり腰掛け銀で後手玉が二段目をうろうろする待機策や、突飛にみえる4一飛に振る理由にも触れられていて、私程度でもすこしは理解できるようになっています。角換わりはほんとサーカスみたいだ。
2021/06/07
Kb54081271Kb
羽生善治の久し振りの定跡書。というか将棋の定跡書を久しぶりに読んだ。昔はかなり序盤の研究をしていたけど完全に浦島太郎ですね。現代のテーマ図はAI将棋の影響なのでしょうか、急戦のものが非常に多い印象。居飛車の急戦なんか怖くて指せなくなっちゃいそう。
2023/07/10
⭐︎治栄⭐︎
今日の対局である「おーいお茶王位戦」の藤井五冠を破った豊島9段の戦略からも解るように、将棋定石はAIの進化と共に大きく変化している。本書は、アマチュアには難しいと感じる部分も数カ所あったが、羽生先生の丁寧な解説があり、私の最近の将棋スランプ脱出に有効なヒントが散りばめられており、とても参考になった。
2022/06/29
かーんたや
書名が内容を適切に表しているとは言い難い。
2021/07/06
感想・レビューをもっと見る