チューリップの誕生日 (ピュアフル文庫 に 1-2)
チューリップの誕生日 (ピュアフル文庫 に 1-2) / 感想・レビュー
そのぼん
高校生の女の子がベースとしてバンドに加入することになり・・・。こういう設定の話にしてはドキドキ感もワクワク感もなかったので、肩透かしをくらいました。最後まで読んだけれど、ほとんど印象に残らない感じがしました。
2013/12/25
はつばあば
ここしばらく若い子が主人公の本ばかり読んでる気がする。父親単身赴任、母親は弟一筋。人は不良と名付けるかもしれないが、三原に父親を求め、寂しさをロックにすり替え、メンバーに寄り添い、かまってもらえる事にホッとしたように思う。が、学校とコンサートのハードな毎日。休む間の無い疲れた生活に、フジシマという得体の知れない人物と知り合い、しばしの安息を得て、初めて愛する事覚えたのではないだろうか。主人公の年齢に関わらず、老いた身にはワクワクさせられる。経験出来なかった事を読書で与えられる幸せ。感謝(^O^)。
2014/06/10
そら
あー。あーーーーーー。ってなった。バンドをやってお金を稼いで仕事する高校生が普通の高校生と違ってひねくれてしまうのは仕方ない。そんな彼女の唯一の安らぎの場所がこんなに危うくていいのかなあと思ったら、ああなるんだもんなあ。この人が書く年の差恋愛はいつもあーってなるんだけど、今回はユーリが報われなかった分余計にやるせなさが残った。でもフジシマも彼女の未来を一番に思って、彼女に優しくしたかっただけなんだよね。
2014/09/22
けえこ
1993年刊行の楡木亜木子デビュー作。 女子中学生のユーリが伝説のロッカー三原に見初められてプロデビューを果たす。斜に構えたユーリが痛々しく、バンドブームが懐かしい作品だった。
2021/05/18
ツバメ
面白かったっていうか文章が素敵でした!!なんか!初出が結構前だからが時間差を感じる!素敵だった!!
2014/11/28
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