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世界が終わる夜に奏でられる音楽

世界が終わる夜に奏でられる音楽

世界が終わる夜に奏でられる音楽

作家
楡井亜木子
出版社
ジャイブ
発売日
2007-12-01
ISBN
9784861764608
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世界が終わる夜に奏でられる音楽 / 感想・レビュー

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そら

ひょんなことではじまった中学2年生との同居生活。この中学二年生の耕太のキャラがいい。現実離れしているところとしていないところのリアルさが絶妙だった。主人公の莉絵も若いなーって感じで笑 良くも悪くも本当に若い考え方しているんだけど、その言葉に説得力を持たせるために行動しているのが素晴らしい。その二人の奇妙ともいえる共同生活が、リアルっぽくないのに説得力があって、ぐいぐい読みすすめられた。このひとの書く恋愛はほんとうにいい。私と相性がいいのだと思う。

2014/07/01

さなだ

図書館 これでもか!ってくらい不幸な境遇の14歳の少年・耕太と大学生の莉絵が出会い、一緒に暮らして心を通わせていく話。

2012/06/06

THE WATERY

濡れた黒目が印象的な耕太の言葉に心を打たれ,今までの境遇に涙しました。なんてピュアなんでしょう。。ストーリーはトントン拍子過ぎるとこもあるけれど,莉絵と耕太の周りの空気はとても優しくて好き。

2010/09/11

ハルナ

純真無垢、という言葉が真っ先に浮かんだ。そもそも20歳前の莉絵が14歳の耕太を引き取って一緒に暮らし、その子の道を拓いていくなんていうことは可能なのか? などと言い出したらきりがないのかもしれないが、若干リアリティに欠ける気も。ただ、それを差し引いても耕太の純粋な心と本心からの言葉は、耕太を救うつもりでいた莉絵を、逆に救うことになる。他の作品も読んでみよう。

2009/08/14

とびきりの少女漫画みたい。大学生の莉絵と、中学二年の耕太との同居生活。その理由はあまりに不幸で切羽詰まったものだったけれど、徐々に交わされる、大袈裟過ぎない思いやりや、心の衝動が、重なっていくのがとても好きだった

2015/03/20

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