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コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状 (ピュアフル文庫 む 1-2)

コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状 (ピュアフル文庫 む 1-2)

コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状 (ピュアフル文庫 む 1-2)

作家
村山早紀
早川司寿乃
出版社
ジャイブ
発売日
2009-07-10
ISBN
9784861766602
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コンビニたそがれ堂 奇跡の招待状 (ピュアフル文庫 む 1-2) / 感想・レビュー

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シナモン

シリーズ2作目。とても良かった。どうしようもできないはかない命の物語に、もうこの先を読みたくない…と思うんだけれど、その先にはちゃんと優しい救いが待っていてくれて涙がこぼれた。幻想的な雰囲気もとても好き。「別れても、何度でも、巡りあえばいいんです」悲しいんだけれど、心温まる一冊でした。(選択の繰り返し、無数の出会いと別れ。消えていく可能性…でも何かしら得たものもある。昨日より前に進んでいる。それが生きるってこと…あとがきの言葉も心に残りました)

2022/01/05

machi☺︎︎゛

大事な探しものがある人だけがたどり着けるコンビニたそがれ堂。そしてたどり着けた人は必ず探しものを見つけることができる。それは物であったり人の気持ちであったり人によって様々。悲しい経過もあったりするけど最後は切なくてほんのり温かい4編の話。今回は特に魔法の振り子の話が良かった。

2020/05/05

寂しがり屋の狼さん

切ないけど暖かい🍀数ページ読んで…なんて優しい文章なんだろうと想いました。まるで絵本を読んでいるような…とても心暖まる素敵な物語達。『雪うさぎの旅』が好き💕

2019/05/03

kariya

逢魔が時という言葉がある。だけどこの”魔”に出会えば素敵な事が起きる。失くしてしまった大事なものを心から探す人の前だけに現れるコンビニたそがれ堂。今回お届けする品々は、人ならぬ友達への手紙、忘れた過去からのプレゼント、今はいないただ1人の親友への招待状。遠い昔にこの地を治め滅ぼされた領主一族を愛し妖へ変じた哀しい黒猫も加わって、心は痛むけれど静かに優しい思いが残る。大切なものはきっと本当には離さないし、離れない。見えない形と聞けない声で「いつも傍にいるよ」と語りかけながら。

2010/02/05

財布にジャック

どれもほろっと来ちゃうし、良い話でしたが「ねここや、ねここ」が一番好きです。今回はちょっとホラーテイストも入ってきて、大人っぽい感じでしたが、何はともあれたそがれ堂がシリーズで読めて何より嬉しいです。勿論3作目も読みます。

2010/07/07

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