3・11の未来――日本・SF・創造力
3・11の未来――日本・SF・創造力 / 感想・レビュー
getsuki
この中で瀬名秀明氏の文章が印象的。実際に被災した時の体験や東京にいる編集者との温度差……今読んでも刺さる。また、SF作家たちの評論や対談の随所に故小松左京氏へのリスペクトが感じられ、影響力を実感せずにはいられない。かくいう私は氏の作品を読んでいないため、この機会に手に取ってみようと思います。
2018/03/09
山田太郎
小松左京の特集かと思うが、あちこちに出てくるな~。難しいんで、なかなか読み終わりませんでした。素直に感想を言いますと、ためにはなったが、面白くはなかった。
2012/01/04
入道雲
2011年の刊行から12年。3.11から世界は更に変わっている。現実がSFを超えている事も起こっているかもしれない。 小松左京作品をまた読んでみよう。
2023/07/19
huyukiitoichi
非常に面白い。が、「SFにとって311とは何か」「311にとってSFとは何か」ということを問うなら、その答えはこれから先のSFにしかないと思う。それはこれから考えられていくものだから。
2011/09/03
ごろつきねこ
好きな作家の名前があったので軽い気持ちで図書館から借りて読むが、巻頭の対談から、含蓄がありすぎだった。「SF」というジャンルはこの際さて置き、今の日本を生きる者として、心に留め置くべきことが多数。これはもっと読まれても良いものなのでは。とするとSFとタイトルにつけるのは読み手を限定してしまうのでいかがなものかと思ってしまう…もっとも、小松左京にゴジラに安部公房、伊藤計劃ときては理解できるのはSF者だけか。惜しいなぁ。とりあえず次は小松氏の大震災'95と笠井潔氏の例外社会を読みたいなと。
2011/12/18
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