ぼくの見つけた絶対値 (金原瑞人選オールタイム・ベストYA)

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主人公の男の子が田舎に行って、色々なトラブルに巻き込まれながらも自分のやりたい事を見つけ、実現するというお手本のようなジュブナイル。父親が数学者ですが、主人公とのやり取りはまったく噛み合わずに頼りにならず。最後は和解っぽく解決したので、OKなんでしょう。やらされてるんじゃなくて、やりたい事をキチンと見つけましょうね、というメッセージを伝えたい事はわかる。

2022/07/02

星落秋風五丈原

じぇく金原瑞人さんセレクトのYA。数学者の父親に対してその種の才能は全くないにもかかわらず、その事を言いだせない息子マイケル。偶然親戚の所へ行ったことから町ぐるみで養子を貰うプロジェクトのリーダーに選ばれて…。ダメダメな大人達が次第にまとまっていく様子が全章数学関連用語のタイトルで語られる。イラストはこれじゃない方が良かったかも。何か子供っぽいというか。

2015/04/15

DEE

父親は数学の天才の変人。数学以外はからっきしで実生活に支障をきたすレベル。そしてその息子、14歳のマイクは、父親がルーマニアへセミナーに行っている間、親戚の家に見ず知らずの預けられることになる。 そこでひょんなことから街に養子を迎える活動の責任者となるのだが。 後先考えずがむしゃらに動き回ることで思いがけない転機を呼び込んだマイクの行動力、そしてあきらめず手を差し伸べ続けた街の人々。そういう心温まるお話。

2021/08/28

Euki

ＹＡの作品って、直で心にくるんだよね。自分の悩みなんてどんだけ小さいんだろうって思えてくる。元気がもらえる。絶対値、マイナスとばしてプラスだもん。いろいろあって全部いい。Do＊over！

2012/09/17

ありんこ

異才発掘という不登校の子を集めたプロジェクトがありましたが、今の時代は何か突出した才能があればPCやスマホを駆使して大人とつながって、この男の子のようにすごいことをやり遂げてしまう子供が出てくる、そんな時代になりました。人の心を動かし、実行していくパワーがあれば素敵な夢をかなえることができる、それを教えてくれる一冊です。

2015/01/09