世界文学から/世界文学へ
世界文学から/世界文学へ / 感想・レビュー
キョウラン
1993年から2011年の文学の流れがわかる本。あーこの年に綿矢りさや金原ひとみがブレイクしたなあとか。文学は衰退したとか死んだとか言われてもいやまだまだ文学ですべてを表現してはいないはず……?いやまだ書かれていないなにかがあるのかもしれないし無いかもしれない。でもまだまだこれから混迷の時代、文学は必要であるはずだと思いたい。
2013/02/05
aoneko
1993年から2011年までの日本の文学作品に対する時評集。著者の考える「世界文学」の定義、そもそも本書自体度々世界各地を移動するなかで書かれていることも興味深いし、共感に安住することへ恐れを感じ、「何だこりゃ」と世界が謎に満ちていると示すことの可能性についての話なんてとくに印象的だった。遡って読んでみたくなる本も増えます。
2013/05/06
askmt
世界文学の中の日本文学という視線の中に、日本固有の問題系から世界に接続する線もあるんじゃないかな、とちょっと思った。
2016/09/14
金糸雀
やっと読み終わった。図書館本だったけれど、購入したくなった。色んな本が印象に残る。解くには、「若冲の目」と日本語で小説を書くイラン人女性🎵
2019/04/06
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