鶴見俊輔、詩を語る
鶴見俊輔、詩を語る / 感想・レビュー
yutaro sata
鶴見さんのスタンスというか、好きな人だな、と感じた。対談は存在語の辺りが面白く、アンソロジーは退行計画が一番良かった。
2022/08/24
フリウリ
●個人個人が自分型の辞書を作る必要性p35●自分が昆虫になって手作りの杖で山を歩く(今西錦司)p63●問題は自分の生き方、考え方のほころびにどう対応するか。哲学者は無矛盾で一つの言葉を作らなきゃいけないという考え方に囚われると、詩とは違うところに行くp79●野上弥生子、中勘助、田辺元p92●私の繊細な日本語は私の下手な英語で表現できない(梅棹忠夫)p104●志賀直哉の心霊的な能力、運動能力、勘。それらを隠す人p111●外国語は自分が統制できるスピードでしゃべるのが一番いいp121 7
2023/01/21
NAGISAN
日本の文壇・思想界を形成してきた巨星の名がバンバンでてきて、うらやましくなった。裏返すと、近年はそういう人がでてこない証左。書名と内容はやや異なる。
2022/11/23
感想・レビューをもっと見る