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爺爺ライダー

爺爺ライダー

爺爺ライダー

作家
薄井ゆうじ
出版社
ケイツー
発売日
2006-09-01
ISBN
9784861930584
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爺爺ライダー / 感想・レビュー

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たくのみ

医療者の常駐するサービス付き高齢者住宅。自費で高額な保証料を取っていた「アルカディア奥多摩」が倒産。住んでいた老人たちは追い出されて、とった行動がバイクデモ。どうしてこんなことになったのか。高齢ライダーの光一朗と家出少女ジュンとの不思議なコンビの旅は、思いもしない真実を導き出す。気取らない奥深さと温かい視点がうれしい。ネタバレになるので、あまりかけないが、ジュン=純子、光一朗=光一の謎が解けた時、とても優しい気持ちになれた。薄井さんほかの作品も読んでみたい。

2014/09/28

りーぶる

なんか不思議なお話。最後はハッピーエンドだけど、生々しかったり、ファンタジーだったり。なんだか不思議なままで読了。

2014/03/09

ち~

とっても久しぶりの薄井ゆうじ作品!老人ホームの倒産、閉鎖により追い出された老人たちが、あても目的もなく、ひたすらバイク、マイクロバス、ユンボ、ブルドーザー、車椅子で走り続けます。途中で参加する老人、トラクターも増えて賑やかになっていくはずなのに、なぜか切なく、儚い雰囲気へと徐々に変化します。同時に進行する植物状態となった青年と女性のサイドストーリーとなんとなく交わるごとに、まさに薄井ゆうじの幻想的な世界になって行きました。ラストもよかったです!

2013/07/22

kaori

複雑な不思議な話でびっくりでした(´-ω-`)

2014/02/15

一笑

「爺爺ライダー」タイトルからして、爺爺と呼ばれる年代の人が元気を取り戻していく話だと思った。が、ちょっと違った。夢と現実が複雑に絡み合った難しいお話だった。よくわからないけれど、爺爺も引きこもりも、一歩を踏み出すことが大切だということかな? 但し、その一歩は途轍もなく大変な一歩だけれども。薄井ゆうじという人の本は初めてだったけれど、ほかの本もこんなに難しいのかな?

2020/07/23

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