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五代目山口組宅見勝若頭の生涯 (MDコミックス 540)

五代目山口組宅見勝若頭の生涯 (MDコミックス 540)

五代目山口組宅見勝若頭の生涯 (MDコミックス 540)

作家
木村 勝美
前田俊夫
出版社
メディアックス
発売日
2010-08-23
ISBN
9784862011909
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五代目山口組宅見勝若頭の生涯 (MDコミックス 540) / 感想・レビュー

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がんぞ

61歳(暗殺)まで生きたのは武闘派ならぬ「頭脳派」ならでこそと言えるだろう。報復が報復を呼ぶヤクザの世界。偉大な田岡三代目を狙撃した鳴海清が惨殺遺体で発見され犯人が不明で時効成立。田岡没後、山口組から分裂しようとする一和会の勢力を削ぎ壊滅に追い込んだ経済圧力の背景には、従来ヤクザの資金源とした興行や株主総会にかわる新産業進出があったと思うが、根回しと脅迫は公然言論の雄弁にたよらない点で日本の政界に似ている。一和会に出身母体の福田組が参加しようとするのを止めるのに「両方を満足させるには親分引退しかおまへん」

2015/02/17

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