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図解 日本の性風俗

図解 日本の性風俗

図解 日本の性風俗

作家
中村淳彦
出版社
メディアックス
発売日
2016-04-27
ISBN
9784862016652
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図解 日本の性風俗 / 感想・レビュー

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funuu

デリヘル19000店。セブンイレブン18572店(2016年現在」あるとは驚いた。「いい女を確保する店に男性客が集う」から「男性客が集まる稼げる店に、いい女が集まる」に経営手法も変化していく。性病が増加している、官営にしてしまえば解決するのだが難しい。 「かつてレーニンは次のように述べて、資本家をあざ笑ったと言われている。『資本家とは強欲な存在だ。強欲だから、金になるのであれば何でも売る。自分の首をつるすことになるロープですら、金に目がくらんで売ってしまうのが資本家なのだ』」

2019/12/22

akinbo511

風俗業界の置かれている状況を法律も交えて業種ごとに解説。著者の既刊本の内容と被る部分も多かった。数は少ないが、実際に風俗で働いている女性のインタビューが興味深かった。

2016/10/22

erie

社会学的(あくまで「的」)な味方を提示しようとしている人である。自然に起こる財の再分配として、最も簡単なものの一つが性ビジネスなんだろうなあ。この人は貧困に重点を置いていてそれはかなり重要ではある。同時に決して少数派ではない、(美や愛のような何かを際限なく希求する、或いはただ宵越しの銭を持つことを知らない)病理とまではいえないかもしれないが健全といい難い生活をする、売り手の女性をどうするべきか(あるいはどうもしないべきか)結論は簡単に出ない。

2019/12/08

Yanabod

中村先生の最新刊。今回は今まで執筆した内容をまとめたものをできるだけ図解にしてわかりやすく、かつ読みやすいものとなっております。 表ではわからない日本の深い闇を描いており、今後の社会に不安を感じさせる1冊となっております。男性にも、女性にもこの世界に踏み込む前に読んでほしい本です。

2016/07/18

雨音

著者の既刊書籍と一部被る部分があるが、それぞれの話題の最後に分かりやすい図があるので、この手の書籍にあまり触れる機会のない人でも堅苦しくなく読みやすいと思う。タイトルで「日本の性風俗」と謳う通り、風俗嬢だけではなく日本で行われている性産業に関わる人、機関、組織を簡潔にわかりやすく網羅して書かれている。どういう仕組みでこの国の性風俗が成り立ち、現状どのようなことがこの分野で行われているのか、本書を通して改めて理解を深めることができた。

2019/02/19

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