KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

「よい子」が人を殺す: なぜ「家庭内殺人」「無差別殺人」が続発するのか

「よい子」が人を殺す: なぜ「家庭内殺人」「無差別殺人」が続発するのか

「よい子」が人を殺す: なぜ「家庭内殺人」「無差別殺人」が続発するのか

作家
尾木直樹
出版社
青灯社
発売日
2008-08-01
ISBN
9784862280244
amazonで購入する

「よい子」が人を殺す: なぜ「家庭内殺人」「無差別殺人」が続発するのか / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

たま

読了。一般論の見直しに適している。「よい子」は必ずしも心根が良いというわけではなく、よい子の演技をしている(あるいはさせられている)場合も多々ある。一方で心根が良い子でも生育環境によって歪められることは大いにありうる。親として自戒せねばならないと気を引き締め直した。

2021/05/22

新橋九段

犯罪学の素人が考えそうな原因論のオンパレードという意味では、百科事典的な価値があるかも。

2016/11/29

よい子じゃなくても犯罪を犯すよ。結局親はどうしたらいいんだ。

2009/05/31

cochon_voyage

「家族病理」…「社会病理」…『人間というものは、その生育歴の中で、他者から丸ごと愛されることや、認められる体験が重要…自己の心情をあるがまま素直に開示できる"人間らしい人間"に育てるためにも、自尊感情はいかに重要な要素か…』

2016/03/18

こたろ

尾木ママがなぜ、「褒めることが大事」「自己肯定感を育むことが大切」という結論に至ったのかが実際の事件を通して解説されている。特に、「親の期待を忠実に再現しようとする『イイコ』がなぜ危険なのか」という話などは、現代の子育ての落とし穴になっていることは、意外と盲点になっているんじゃなかろうか。「なにをすれば成功するのか」が不透明な社会に生きる上で、親世代の一方的な価値観を体現しようとするイイコが、どのように苦しんでいるかということがよく分かる。まぁ2015年から見たら問題点がやや古めではあるけど。これから子育

2015/07/19

感想・レビューをもっと見る