KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

みんな「おひとりさま」

みんな「おひとりさま」

みんな「おひとりさま」

作家
上野千鶴子
出版社
青灯社
発売日
2012-10-26
ISBN
9784862280619
amazonで購入する

みんな「おひとりさま」 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ヒデミン@もも

団塊の世代の方々は、私達の世代の先を生き、今や立派なシニア。ホントにお元気でアクティブシニアのお手本としてまたいろいろとやってくれるのでしょう。上野千鶴子さん達先輩方が頑張ってくれたからこそ、まだまだだけれど女性の生き方も社会の女性に関する扱いも少しずつ変わってきていると思います。 これからもパワフルな上野千鶴子さんのおひとりさま老後を見守っていきます。

2015/07/03

百太

おひとりさま道邁進中のわたし(苦笑)。 他著書「おひとりさまの最後」「おとこおひとりさま道」おひとりさまVsひとりの哲学」 を続けさまに読みました。ちょっと参考になり、ちょっと安心。いやちょっと不安は取れない(苦笑)。

2019/03/24

Miko

老後に対する心構えみたいなものは以前から考えなくてはいけないことだと思いつつ今まできてしまった。ひとり暮らしの経験がない私にとってはリアルに考えることが難しい問題。 上野千鶴子さんの本はそんな私の知りたい老後をズバリ示してくれた。ひとりでも生きられる個人同士がふたりでも楽しめるのが理想のパートナーは若いときの結婚と一緒。同性の友人も異性の友人も老後は大切。下り坂の、右肩下がりの、喪失していくだけの時間とどう向き合うかが問題なんだろうな。

2016/08/09

katoyann

2012年刊。社会学者として著名な著者による論稿集。介護やセクシュアリティなど多岐にわたるテーマが論じられている。死後離婚と言い、夫と同じ墓に入りたくないと答える女性が増えているという話が面白かった。墓は家意識の象徴だから、死してなお夫の「所属」となることを忌避するのもよく分かる。また、男性が一人暮らしになった時に備えておかなければならないのは家事能力とコミュニケーション能力であるというところも身につまされた。一方で団塊ジュニア世代の貧困問題についてはどこか他人事のような書き方で違和感があった。

2024/08/19

わんつーろっく

自分の生きてきた道を振り返り、これからの老いを避けたいものとして捉えるのではなく、自分の経験を主体的に言語化、理論化する研究を向老学というらしい。「自立」も介護保険法と障害者自立支援法とでは概念が違うこと、ネオリベラリズムとは区別する当事者主権という権利。生き方を学問にするって、難しいよ、上野さん。でも、誰もが最後はおひとりさま、人生は壮大な暇つぶし?励まされたような突き放されたような・・団塊世代のお姉さまたちの背中を追っていこうっと。

2018/11/10

感想・レビューをもっと見る