東京人生SINCE1962
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東京人生SINCE1962 / 感想・レビュー
ヴェネツィア
写真家の荒木 経惟が、1962年から2006年までに撮った、半ば私的な東京の風景。すべてモノクロームだが、そのことの良さを十全に発揮している。東京の街そのものと、人々の記録としても貴重だ。当然といえば当然なのだが、この間に東京は大きく変貌してきた。そして、もう一つ目を引くのは、みんなの顔がやはり大きく変化を遂げていることだ。アラーキーはそれを独特の視座と光で捉えてゆく。そして、その底流にあるのは彼のアナーキーな本質である。
2023/09/03
tom
荒木さんが撮った写真を初期のころから順番に掲載した本。この本、なかなかよろしいです。値段にもビックリ。2006年出版で1500円。どうして、こんなに安いのか不思議でならない。もっとも中古で買ってきたから、投資額は400円(笑)。この本と一緒に「写真ノ話」を読むと、この写真集を見ることがもっと楽しくなる。いいなあ荒木さんの写真。
2016/06/16
RYOyan
うん、やっぱりいいっ。アラーキーの写真集は色々観てきたけど、その集大成って感じ。この前、初めて谷中辺りを歩いてみたのだけど、なんだか歩いたことあるような気がしてしまったのは、アラーキーの写真集のせいだったんだな(笑)。東京人生を追体験してしまった。
2016/09/18
YM
出会って、別れて、また出会って。一瞬を切り取って、つめこんだら、それはもう人生か。
2014/09/24
奇月針
この写真集は写真が好きな父から譲ってもらった本。 私が写真に興味が湧き始めた頃に渡された本。 何度もみてしまう愛読本。
2019/10/31
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