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へんないきもの三千里

へんないきもの三千里

へんないきもの三千里

作家
早川いくを
寺西晃
出版社
バジリコ
発売日
2007-10-30
ISBN
9784862380753
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へんないきもの三千里 / 感想・レビュー

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Bugsy Malone

小生意気なセレブ少女が、恋のおまじないでカエルの背中を舐めて失神。気付いたら大きな蜘蛛の巣めがけ真っ逆さま。そして目の前には巨大なオオナガトゲグモが。「ミクロキッズ」や「ミクロの決死圏」を思い起こす少女の冒険譚。出会って行く生き物達は昆虫から深海魚までへんな生き物ばかり。その生き物達の語り口にはユーモアがあり思わず笑ってしまう。しかし、魚のギンポと共に旅する世界は、とても苛酷で弱肉強食の自然界の厳しさをも顕している。これは非常に面白かった。

2015/07/05

yu yu

小説へんないきもの。へんないきものや、変でないいきものが好きなわけではないけれど面白かったです。ますます早川先生のファンになりました。

2016/12/04

Humbaba

生き物は、それぞれに自分の環境で行きている。そのため、見ているものも見えているものも種族によって大きく異なっている。世界は全ての種族がリンクして存在しているのだが、見えていない部分もあるため、自分の行動がいったいどこに対してどのような影響をあたえるのかを正しく想像することは非常に難しい。

2013/08/31

yamakujira

小学生のユカリちゃん、恋のおまじないで勇気をふるってカエルを舐めたら失神、気がついたらオオナガトゲグモの巣にからまっていた。危機一髪で逃れたと思ったら、クロヤマアリの巣に落ちてサムライアリの奴隷にされる。そんなこんなで、陸から川へ、川から海へと、へんないきものに出会いながら冒険するユカリちゃんは、知恵者を探して深海へと向かう。弱肉強食の摂理を目の当たりにする冒険譚は残酷だけれど引きこまれるね。でも、現実世界の両親や兄の話はいらないな。夢オチでいいからアリスみたいな物語だけでよかったのに。 (★★★☆☆)

2017/02/24

さぼてん

なんだか、小説というより超長編漫画を読んだような気分です。

2013/01/18

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