いきなりはじめる仏教生活 (木星叢書)
いきなりはじめる仏教生活 (木星叢書) / 感想・レビュー
ロッキーのパパ
軽妙な語り口で取り付きやすいし、内容は端折らずにきっちり説明してくれる。特に、1章の「自我」の問題と2章の宗教一般の話はよく理解できた。肝心の仏教については分かったような分からなかったような、ぼんやりした感じが残った。著者も書いているように、仏教というのはこの本を読んだだけで理解できるほど底が浅くないってことか。まあ、仏教を肌で感じるきっかけにはなったと思う。
2011/04/21
kera1019
「しらふで生きる」を読んでふと思い出した本書。読み返してみると改めて「しらふで生きる」と重なる部分が骨身に沁みます。
2022/02/25
kera1019
マンガ、映画、小説、落語など色々、例をあげてわかり易く書いてあるけど、何分馴染みのない言葉もたくさん出てきて、如何に自分が仏教について知らんかったかって事がよくわかる。「いきなりはじめる…」には至らずも内容は深くて身近。普段の生活に通底してる部分も多くて興味は膨らむ。
2013/01/08
ryo
宗教のことを書いてるのに読みやすくわかりやすくて。やっぱり仏教はいいなぁ、と何度も思った。
2012/09/09
乱読家 護る会支持!
日本人の文化の中には、大乗仏教が染みついているんですね。僕が成長過程で出会った仏教信者さんは、語りは上から目線で、仕事は事務的、そして教えをただただ信じる思考停止状態。おそらく、高度成長期に仏教がビジネス化したからでしょうか?でも、最近出会った仏教者の方々は、謙虚で、世の中のことを深く考えられていて、人の痛みを分かろうとする、かつビジネスへの執着心が薄い愛すべき存在。成長、競争というキリスト教の影響にどっぷりつかっている日本ですが、仏教生活は高齢化社会にふさわしいものかもしれません。
2012/02/14
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