こんな日本でよかったね─構造主義的日本論 (木星叢書)
こんな日本でよかったね─構造主義的日本論 (木星叢書) / 感想・レビュー
ヒデミン@もも
内田樹さんの本、また借りてしまった。わからないことばっかり。難しい。出てくる漢字も難しくて読めないのが多いし。低い階層の私にはムリでした。8年前に『安倍晋三程度の人間でも首相が務まった』とあるが、現在のアベノミクス政策をどう感じているのか知りたい。
2015/06/20
佐藤一臣
数多くの他者から選び取った言葉こそが主体であり、その言葉を反芻して初めて自分がわかる、というのに身震いした。まさにそう。成果主義は予防を成果と捉えない、というのに激しく同意。おむつをした赤ちゃんといかにコミュニケーションを取ることができるかで、その子の性格が作られる、は唸らせてくれた。さすがに内田さんは鋭い。が、あとは本書で何を言っているのかほとんどわからなかった。構造主義ということで、その真髄についての話が展開されていくと期待していたが、いったい構造主義とは何なのかは読んでもよくわからない
2024/04/04
まこり
巻末の言葉を借りて言えば、この著者のウロコは魅力的である。読んでいてとても面白かった。
2010/04/28
かりんとー
初めて内田樹を読むならこの本がいいのではないか。
2016/02/03
マル
内田さんの、どちらかというと初期の頃のブログからのコンピ本。大体、 10年ほど前の社会情勢について言及したものが多いです。中でも面白かったお話は、男女雇用機会均等法が成立したことによって少子化が進行してしまったというものです。この法律を原理的に解釈すると、今まで男性のようには働けていなかった女性を男性労働者のように雇用することができれば、単純に労働者の数が 倍になります。すると、労働力の買い手市場になり、そのぶん賃金は減少します。これまでだったら夫の給料だけで生活できていたのが、給料が減ったことで(続
2015/09/02
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