街場の大阪論
街場の大阪論 / 感想・レビュー
Kaz
大阪という街は自分の原点を形成してくれた街だという思いが、私にはあります。物心つく前から10年間の日々をこの街で過ごしたからなのでしょう。 ≪大阪の人間は世界中どこでも大阪と同じものだと思っている≫、という説を聞いたことがありますか。なんとなくわかる気がします。なので、大阪人はよその土地で自分の感覚と違うことを見聞きすると、「なんで?」と突っ込むのだそうです。その土地の人からすると、いやなものなんでしょうね(苦笑)。
2014/03/20
ぴかいち
大阪に転勤してきたので、読んでみた。ぼやっと外観は掴めてきた。 今度は大阪維新のの強さを知りたくなってきた。
2020/06/23
のぼりけんたろう
「街で「知らない人なのに知っている人」に出会うこと。そういう機会がまだまだ多いのが大阪という街の特徴であり、そういうところをわたしたちは多分に感覚的な言い方で「街場」などと呼んだりしている。秋葉原はそういう「街場」な感じがしない。加えてすごく多くの人が行き交うこの街には「一人ぼっち」の「みんな」が何かにシンクロしているような気配がして、その何かが不気味である。」この〈シンクロする一人ぼっちのみんな〉こそが、『アイアムアヒーロー』のゾンビたちすなわちZQNのモチーフかも、と唐突に思った。
2015/07/30
めろりん
面白かった。なかなか文字化しづらい「大阪的であること」を上手く表現してるなぁと感心。久しぶりにマトモな文化ジャーナリストの文章を読んだ気もする。私は北摂なのでだんじりの熱さは知識でしかわからないけど、アメ村も堀江もくいだおれも長いこと横から見てきたので、この辺はなんとなく江さんの言いたいこともわかる気がする。悔しいのは、「さすがに美味しい店をよく知ってるなぁ」ということ。負けてはいられないと早速ミーツリージョナルを購入。福島の今、は江さんに負けないようにたくさん楽しもうと思う。ほんま、最近いい店増えたし。
2012/09/22
tak_kamerad
一番大事なのは「行儀悪いで」という言葉。このニュアンスが分からなかったら多分この本の意味が分からない。
2010/07/31
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