劇画寄席 芝浜
劇画寄席 芝浜 / 感想・レビュー
アマニョッキ
お借りした本。まずなによりこういう本を貸してくれる読友さんができた幸せをしみじみ噛みしめたい。落語好きな友達が欲しいと夢見ながら、ちょっと「落語が好き」なんて言うと「え?笑点の?」と判で押したような答えが返ってくる日々を送っていた昔のわたしに教えてあげたい。最高じゃん、読メ最高じゃん!これはもう祝杯じゃん?酒じゃん!酒じゃん!よし、一人でカンパ………、いや、よそう、また夢になるといけねぇ。
2018/08/06
キビ
落語も漫画になると、また違ってくる。間合いとか声色とか諸々をコマを通して読み手が受け止めていかなくてはならない。漫画家もそれらを踏まえて描いてるのだろうから。いやぁ、落語家って偉大ですね。漫画家もスゴイっす。落語の漫画よんだら映像も観たくなった。久々に「タイガー&ドラゴン」饅頭こわいの回が観たいかも。
2018/06/10
J.T.
漫画化したことによって、落語がどう変わるのか、あるいはどういうふうに落語を漫画的に表現しているのか、自分にはよく分からなかった。それでも、なかなか面白かった。落語の漫画化、もっと読んでみたい。個人的には大好きな「鰻の幇間」を読んでみたい。
2015/05/18
龍國竣/リュウゴク
古典落語を漫画にした八編。同様の作品として挙げられるのが、『滝田ゆう落語劇場』であり、また吉原の描写は杉浦日向子とも比較できる。作者の絵は、とにかく生真面目、滝田や杉浦のようなしなやかさとは異なり、どこか時代劇めいたところも感じられる。
2013/01/02
kokada_jnet
辰巳ヨシヒロ・フリークな自分だが、この本は微妙。落語的なデフォルメ画と、初期劇画のリアルな絵とが不調和。噺が超メジャー系のものばかり選ばれているのも、チト寂しい。
2010/09/17
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