そうだ、高野山がある。
そうだ、高野山がある。 / 感想・レビュー
Kei
和歌山県人なので、真言宗でなくとも、なじみ深いお大師さん。日本の宗教は、葬式屋さんではなくて、もっと日本人のこころ、そして、社会的な事象にも、関わるべきだと、私は考えています。天災、教育、事件、年末の漢字だけじゃなく、お坊さん、出てきて、よいと思います。(笑)現代人は、念仏を唱えるだけで幸せになれるとは考えていないので、哲学としての、新しい世界観を示す一つの指針になれば、おもしろいのでは?ただ、本書は、空海に触れながらの高野山旅本!全行程網羅です。
2015/08/09
mami
現在お遍路中。今年中に結願し、高野山に詣でる予定。内容は難しくてほとんど理解出来なかったが、タイトルに惹かれ予習のつもりで読んでみた。実際訪れるまでにはもう少しお勉強しなくてはと反省。
2016/01/18
ぶぶぅ
先日再読した『世界の中心で、愛をさけぶ』の著書である片山恭一さんによる高野山の紀行本。片山さんなりの高野山、空海、密教に関する思索が興味深い。実際にセカチューの中でも、空海の話が出てくるので、作品にも影響はあったのではないかと思う。ほぼ全編が、見開きの半分がエッセイで、見開きの半分が写真という構成は紀行本として贅沢な感じがした。ただ、多少値段が上がっても良いので、写真はカラーが良かった…。白黒では魅力が伝わりにくいと思う。よっぽど高野山が好き、または片山恭一さんが好きな方なら手にとっても良いのではないか。
2020/05/31
Motley
★★★★
2015/05/15
感想・レビューをもっと見る