タイアップの歌謡史 (新書y 167)
タイアップの歌謡史 (新書y 167) / 感想・レビュー
富士さん
声優のアイドル化やレコード流通に組み込まれたOVAビジネスを理解するのにタイアップの歴史が役に立つかと思って読んでみました。直接的な期待はしていなかったのですが、本編とまったく関係ないアニメ主題歌の謎の話題も少ないながら触れられており、それはドラマのものと同じ枠組みで、想像以上にアニメと音楽業界がつながっていることがわかりました。本書を読むと、音楽業界を知るにはレコード会社や作り手よりもやはり音楽出版が重要なのだと痛感します。業界に疎いので権利の性質と推移は詳細な勉強が要りますが、分りやすくよい本でした。
2021/08/24
bpm95
達郎の、パトロン。
2011/07/27
うりぼう
歌謡曲の歴史は、広告の歴史である。自分の青春と重なる歌ばかり。
2008/03/27
サカモトマコト(きょろちゃん)
歌謡曲の歴史を広告や映画、テレビ等のマスメディアとの結びつきという観点から論じている本。 日本で音楽を宣伝する際にタイアップという手法がとられるようになった経緯からタイアップが日本の音楽業界にどのような影響を与えてきたのかがよくわかりました。
2019/11/20
インテリ金ちゃん
ハイドン、バッハ、モーツァルトの楽曲が貴族とのタイアップで生まれたとの意見は新鮮。名曲は名曲。歌謡曲も制作経緯を聞かないとタイアップかどうか分からないも同じ。
2014/05/06
感想・レビューをもっと見る