アニソンマガジン 00年代「萌える音楽」総決算! (洋泉社MOOK)
アニソンマガジン 00年代「萌える音楽」総決算! (洋泉社MOOK) / 感想・レビュー
富士さん
アニソンをテーマにした貴重なムック本。00年代のトピックだったエロゲー音楽についての記述が豊富で、時代の証言という意味以上に、この点から眺めた日本のアニメ史、サブカル史観がどう総括され、捉えられていたのかを知る上でもかなり意義のある資料だと思います。アニソンの歴史は上辺のディスコグラフィーのレベルにとどまり、どの切り口から論じるべきかすら確信を持って言えない分野です。そのため、いろいろな人の証言を集めて歴史観を探っていく本書のような作業はとても重要で、年単位でいいので定期的にやって欲しい企画の本でした。
2022/03/08
T-山岡
再読。ゼロ年代後半に自分がどっぷり浸かってた世界だけに、ただひたすら懐かしい。桃井はるこ、MOZAIC.WAVあたりは今でもよく聞き返す。
2015/11/04
monashi
欲を言えばサンプリングとリミックスについてもうちょい欲しかった。
2009/05/27
クローカ
『アニソン』をテーマにした音楽雑誌。『アニソンを音楽的に分析』して誰が喜ぶんだろう。俺か。各種レビューに加え、コンポーザー/アレンジャーのデータや関係者へのインタビューも充実した、実に読み応えのある一冊。『カウンター・カルチャーとしての萌え』なんてトンデモな考えを持っているのは自分だけじゃないことが確認できたのが嬉しかったです。
2009/05/26
えーてる
アンセブ解散の顛末は確定的な答えはともかく、当人たちのコメントをとることができたのは大きいかも。MOSAIC.WAVがなんだかんだで長く続いていることもあらためて認識。
2009/05/13
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