無頼化する女たち (新書y 228)
無頼化する女たち (新書y 228) / 感想・レビュー
あかつき号
鈍感に生きてきたなぁ、とちょっと肩身が狭かった。
2016/02/28
seura
正しさと望ましさ=美学/男女雇用機会均等法と3号被保険者制度導入は1986同年/授乳中ピザ食べれなかったらイタリアのお母さんはどうするの/普通にしているとこどもは産まれない/セクハラされるのはやだけど全くモテない女でいることは切ない
2017/11/11
まあい
「正しさ」と「望ましさ」、正義と願望の分離をベースに、日本女性がいかに社会変動に翻弄されてきたかを論じる一冊。酒井順子、勝間和代、上野千鶴子(『おひとりさまの老後』)の批評としても魅力的。欲を言えば、論拠をもうすこし詳しく書いてほしかったが、学術書ではないから充分か。読みやすくて示唆に富んだ、社会学的女性論。
2016/08/10
明智紫苑
「女の幸せ」という言葉や概念は確かに、色々な意味で「勝ち組」の女性をも苦しめるだろう。しかし、義務教育時代の男子クラスメイトから「ばい菌」呼ばわりされていじめられて男性不信を植え付けられて結婚願望をひねりつぶされた私のような負け組女にとってこそ、この「女の幸せ」という言葉は忌々しい「呪文」なのだ。水無田氏のようにある程度恵まれた人が「凡庸」ならば、私なんてまさしく「凡庸未満」ではないか!?
2014/06/25
aki-M
-ニッポン女性はなぜやさぐれてきたのか-で始まる。その問いの答えを日本女子の世代別のカルチャー分析を通して書かれております。それぞれの世代の女性の文化、考え方が分かりやすくうまく分析されているなと思いました。
2010/12/05
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