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まな板の上の鯉、正論を吐く (新書y 233)

まな板の上の鯉、正論を吐く (新書y 233)

まな板の上の鯉、正論を吐く (新書y 233)

作家
堀江貴文
出版社
洋泉社
発売日
2010-04-06
ISBN
9784862485380
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まな板の上の鯉、正論を吐く (新書y 233) / 感想・レビュー

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竹城 俊之介

2010年発行。時を経て読むと、行間に当時の様子を感じました。 108の質問に対して堀江さんが回答。面白い趣向ですが、俗っぽい質問がやや多いのが玉に瑕。タイトルもちょっぴりシニカルです。嫌いじゃないですが、私は。 歯に衣着せぬ物言いで、傲岸とか、不遜とかにも見えてしまう堀江節。108個のかなりバラバラな質問に対する答えを読むことで、堀江さんの思考の土台が垣間見える。 日本より世界(いや宇宙)、今より未来、目線は広く、視点が俯瞰的。「情熱」とか「ハマること」を重視されている点が、深く共感できました。

2021/04/29

Miyoshi Hirotaka

プロ野球への参入に挑戦した時にはヒーロー。今日、楽天、DeNA、ソフトバンクが球界に活力を与えているが、先鞭をつけたのはホリエモン。ところが、ニッポン放送の買収を目論んだ時には悪役。TV局や新聞社を核に、映画、雑誌、音楽、インターネットなどを束ねて巨大なメディア企業集団を形成するやり方は優れた戦略だが、既得権を失うことを恐れた勢力により潰された。マスコミは貴重な改革のチャンスを失った。今日、誤報や捏造が国益に影響を及ぼす事態となっているが、その根源はマスメディアの制度疲労。改革を先送りした代償は大きい。

2014/09/30

太田青磁

まあ極端なところはあるけど考え方は合理的で正論と言うべき内容。権力者に嫌われたのは運が悪かったのだろうと思うけど、国家権力というものの暴力的な手法への批判は受け止める必要を感じる。お金について学ぶということが大事だというのは共感でき、中国とアメリカを両天秤にかけるというのもうなづけます。一緒に働きたいかと言われればきっと躊躇してしまいますが、民営化を進め相続税100%でベーシックインカムという政策はいいかもと感じます。デーブスペクター氏、森永卓郎氏、北尾吉孝氏が嫌いとか言ってしまうのもらしくて面白い。

2013/05/07

あじさい

著者は凄く頭が良いのと合わせて、非常に正直な人だと思う。というよりも、正直だからこそ突き抜けていられるのかなぁ、と。私は、正直なままで接することができる相手を無意識のうちに限定してしまっている。そういう人といる時は、喋りたい圧力に屈してポンポン言葉が放出される。正直さは頭の回転数をアップするようだ。ただし、私の場合、一部の人に限られる。それ以外は、相手におもねって、正解を探して話をしてしまう。これは完全に思考停止状態。著者のレベルは洒落にならないにしても、常に正直でいることを恐れない姿勢だけはマネしたい。

2015/10/20

マーク

なかなか面白い。

2015/11/07

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