日本人が知らないウィキリークス (新書y)
日本人が知らないウィキリークス (新書y) / 感想・レビュー
テキィ
時代の節目とはこういうことをいうんだなぁ。国家(NATION)の概念自体、かりそめのものだったんだなと改めて思う。「想像の共同体」とは良く言ったものである。
2011/03/23
takeapple
ウィキリークスって日本ではあまり話題になっていないようだったので読んでみた。すごさがわかるだけではなく、今まで盤石だと思っていたものが、がらがらと崩れていく感じ。どうなるんだろう。
2011/03/12
perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺
2011年著。7人によるウィキリークス論集。既に大分古くなっているが、ウィキリークス創設の経緯やアサンジ氏について知ることが出来る一冊。またジャーナリズムの成り立ち、ウィキリークス時代のジャーナリズム、現代リーク史、ウィキリークスを支える技術と思想、民主主義国家と密約、アメリカ公電暴露と外交、溶解する国家の主権といった論点は面白い。 個人的に知りえた(要するに大変狭い)範囲では、日本におけるウィキリークスへの関心は大変低かった。この10年間でほぼニュースを聞かなかった。→続く
2021/09/29
shigoro
1年前ぐらいから良く聞くようになったが、結構前からあるのね。安全にリーク出来ることには良いことだが、リークの内容次第で、善とも悪ともなってしまう。主権は国民ゆえに機密を知る権利があるみたいな話だが、日本だと国があっての国民みたいな逆な発想が根付いているから受け入れがたい部分もあるかな。ともかく出来てしまったシステムはもう戻らないので、それを如何にうまく利用していくかだな。
2011/07/01
Rollin'
Wikileaksの歴史や意義についての基本的な情報を得るには良い本だ。ただ、社会的問題としてのWikileaksに関してはそれぞれの著者の間に相違がある。その中で最も興味深い論考はウィキリークスとボルシェヴィキの共通点に着目した白井聡であると思う。
2011/03/09
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