鈴木宗男が考える日本 (洋泉社新書y)
鈴木宗男が考える日本 (洋泉社新書y) / 感想・レビュー
gonta19
2012/3/29 Amazonより届く。 2012/5/29〜6/2 鈴木宗男氏と盟友、佐藤優氏、佐藤氏とジャーナリスト魚住昭氏の対談による、鈴木宗男氏の政治観を浮き彫りにしようとする書。最近、佐藤優氏の著作を良く読んでいるが、鈴木氏や佐藤氏が逮捕されてからの日本の政治を顧みると、どちらが正しかったのか、という気になる。全面的に支持するわけではないが、私は鈴木ー佐藤氏らにシンパシーを感じてしまう。
2012/06/02
緋莢
収監&服役し、公民権停止状態でありながら「新党大地」を結成した鈴木宗男。東日本大震災で大きな混乱に陥りながらも、まともに機能しなかった政府、原発事故に関連するエネルギー論、主要国首脳交代など、数々の問題が山積みの中、日本の政治に必要なものは何か?共に北方領土返還に動いた鈴木宗男、佐藤優の対談、検察に詳しいジャーナリスト・魚住昭と佐藤優の対談を収録した本。
2015/08/09
no_hi
日本の政治は、要するにエリート官僚に仕切られていて、一般国民がいかにして自分たちの権利を獲得し保守していくかという戦い。官僚の思うままにさせず、一般国民が利益を得るには叩き上げの政治家がやはり必要で、それが田中角栄に代表される保守派の政治家達だった。鈴木宗男はそれに連なる政治家で、とくに富の再分配という点に関して頑張ってもらいたいと思う。あとがきにもなっている新党大地の基本理念、網領もバランスが取れていて自分の感覚に近い。政治に期待したくなる。
2015/08/15
の
マニフェスが私にとっては突飛だったので、読んでみた。 理にかなった部分も多く、ちょっと驚いた。 ロシアとの良好な関係の構築で、中国の態度も変わりうるのかもしれない。しかし、理想論通りに、現実がうまく行きそうとも思えない。 無党派層のご機嫌取りに終始するマニフェストを掲げ、絵に描いた餅で終わりそうな政党よりは未来を見据えているのかもしれず、一応勉強なった。
2012/12/14
Shiho F
テレビなどで作られたイメージというものは、当てにならないな、と実感させられた一冊。人間というのは、多面的なので、多面的に見なければならないのだな。 その政治手法について評価する術を私持たないが、私にとって鈴木宗男は汚職の人、というイメージから、情ある政治家、というものに変わった。 今後の動きが楽しみだ。
2012/08/22
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