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昼のセント酒

昼のセント酒

昼のセント酒

作家
久住昌之
和泉晴紀
出版社
カンゼン
発売日
2011-12-24
ISBN
9784862551153
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昼のセント酒 / 感想・レビュー

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アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

まだ、日の明るいうちから銭湯に浸かり、体の疲れや凝りをほぐして汗を流してさっぱりした後、居酒屋でビールを飲む……。極楽でしょ!!読んでいるとセント酒したくなります。杉浦日向子さんの『入浴の女王』(この本の女性版)も読み返したくなった。

2016/05/09

ホークス

2011年刊。『孤独のグルメ』の久住氏が昼の銭湯を楽しみ、帰りに一杯やる。 メインは男湯(の客)観察。身体つき、素振り、着衣などにツッコみ、偏見たっぷりの人物評をする。時々自身を省みてちょっと謝ったり、やや下品なのも著者らしい。銭湯客は老人が多いけど、銀座の金春湯はグッと若い。調理人、ホスト、老舗の若旦那などの「男を売るイイ男たち」だと決めつけてて笑う。呑むのは庶民的な店。心の中でバカな難癖をつけながら、安い肴で呑む。愉快なのにどこか尖ってる久住節。雑誌『ガロ』の思い出話もしていて、少ししんみりした。

2022/11/04

gtn

快感に順位を付けるなら、風呂屋の気持ちよさはかなり上位に入る。もしかしたらベスト5に入るかもしれない。ちなみに、風呂屋の次は、散髪屋の髭剃り。

2020/05/19

あじ

私は【旅先銭湯】が大好きだ。漁村では早朝から、飲み屋街では夜間、旅のスタートとゴールは銭湯で締める。いい汗を流した後は酒場なり喫茶なりで、お酒をグビグビっと罪悪感なしで流しこむ。私にとって『セントー酒』は日常だ。“昼”の銭湯は確かに格別で、天井から注ぐ陽光は天使が戯れる神々しさで溢れている。久住さんは人間観察がお得意で、お客の風体からあれこれ推察している描写を楽しく読んだ。日の出湯と屯田湯の“張り紙”二連チャンは抱腹絶倒。その一方で猥談もあるから若い人には早いかもね?!

2020/03/10

幹事検定1級

「孤独のグルメ」で有名な久住さんの「酒」エッセイ。 昼間の銭湯と、湯上り後の居酒屋をテーマにした、何とも飲みに行きたくなってしまう内容です。 最近、銭湯は少なくなっていると聞きますが、コアなファンは多いのでしょう。そして、銭湯→居酒屋コースの方もいるのでしょう。 一人居酒屋は度胸のいる行動ですが、マジフォー(40歳)を目前を境にぜひ、大人の階段をのぼってみたいですね。 銭湯も私の職場の近くにもあるので、ぜひ行ってみたいと思う読了です。(図書館本)

2015/06/18

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