音盤時代の音楽の本の本
音盤時代の音楽の本の本 / 感想・レビュー
MASA123
自分も音楽本は好きでかなり読んだつもりだったが、まだまだ多数の未読の本があり、よく集めたものだと感心する。気になるタイトルや装丁の本は読んでみたい。本探しのカタログとしての役割は十分に果たしていると思う。 長文のコラム記事は、ライターの音楽体験的なものになっているが、年代がすこし違うので共感はなかった。
2023/10/30
西澤 隆
聴き始めたのが「日本語のロック」が立ち上がった直後の80年頃だった僕は、例えば「あと数年はやければ○○に立ち会えたのに」という残念さとともに上の世代のひとたちの言説に劣等感を持ってきた。でも上の世代は世代で、たとえばクラシックとかアメリカのブルースやロックとかイギリスの~とかいろんなものへのコンプレックスと戦ってきたんだなとも思う。いい評論もあれば「コジらせてるなあ」というものも多く、純粋に立ち位置や評価だけで評論できずにどうしても「コジらせ」が入るところが音楽だな、とも。読みたい本がいくつか増えました。
2019/09/09
かふ
音楽本はガイドブックで読むより音楽の出会いと好奇心の中で読んでいたんだなと再認識。
2012/08/29
gachi_folk
いい本だな。相変わらず湯浅さんもぶっ飛んでいて良い。これに中村とうようさんが書いてたら、とんでもない一冊になってたろうな。素晴らしい。
2012/02/26
よう
文字通り音楽関連本を紹介する本。間に音楽評論家達へのインタビューが挟まる形となっている。著者が多数いることで、バラエティ豊かな音楽本がセレクトされているのは素晴らしい。逆に同じ理由により、推薦文の質に差があることが悔やまれる。音楽の本はそれなりに知っているつもりではあったが、まだまだ知らない本があった。
2017/09/12
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