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十七音の海 俳句という詩にめぐり逢う

十七音の海 俳句という詩にめぐり逢う

十七音の海 俳句という詩にめぐり逢う

作家
堀本裕樹
出版社
カンゼン
発売日
2012-03-30
ISBN
9784862551283
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十七音の海 俳句という詩にめぐり逢う / 感想・レビュー

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かふ

俳句のセオリーの前に詩であることを踏まえて、季重なりやら字余り・字足らず、自由律俳句まで紹介しているので、俳句の定形に飽き足らない人にはお勧め。初心者向きではないような。ただ川上弘美の俳句などは有季定型の人はなかなか取り上げるのも勇気がいるだろう。ほとんど口語句で句跨りの変形。短歌では当たり前になっているのだが。「はっきりしない人ね茄子投げるわよ  川上弘美」

2023/04/08

なおぞーちゃん

堀本裕樹「十七音の海 俳句という詩にめぐり逢う」(カンゼン)読了。「俳句の鑑賞をするとき、背景を聞くのは野暮なこと」と誰かからきいた。でも、自分の勝手な解釈のあとに、作った背景を聞いたら、ぐんと広がりを見せることが良くある。この本を読んでいると、筆者と会話してる気さえしてくる。

2015/08/02

いっぽ

「芸人と俳人」で又吉に俳句のレクチャーをする際にも取り上げている句がたくさんあった。基礎を知るとなお句の味わいがわかるもんだんだな。鞦韆の句、やっぱり好きです。

2015/06/27

スエ

品良く丁寧で分かりやすい俳句案内。日本語の美しさにハッと気付かされる良書でした。「俳句は宇宙を詠める」、ほんとにその通りだと思います。

2013/07/21

とても分かりやすいし、ためになりました。ただ『俳句の図書館』と内容がほとんど同じ気がしました。

2019/12/06

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