遠浅の部屋
遠浅の部屋 / 感想・レビュー
ナヲ
作者が10代の頃の自伝的作品。苦しんでもがいて今があるという後書きにもじーんときた。
2018/10/14
あさひ
青春!なんとも言えない若さ故のモヤモヤ。行きたい場所はあるのにどうやって行けばいいのか分からないもどかしさ。それが遠浅の部屋。
2019/12/23
モダン☆ポンチョ
「無能の人・日の戯れ」が文庫になったあの頃、TOSHI洗脳騒動があったあの頃、宇多田ヒカルと椎名林檎が新人だったあの頃、何者かに(漫画家とか)なりたくてもがいていたすべての元若者必携の書。涙じわり。
2014/03/21
kasutabe
静かに静かに、誰にも気づかれず、昇っているのか下っているかも解らない時代。勤め先の工場でのコミュニケーションを小さく頑張ってみたり、新聞配達で素敵な妄想を繰り広げたり。そして漫画の研究、発見。喜び。小さな起伏が超絶なリアリティを発してて泣ける…。ザ・サッカーで気になる作家さんに、そして遠浅の部屋で一気にファンへ。沸きからせめて最終的にシティライツも読むぞ!
2015/01/27
kanon
大橋裕之のまんが道。この続きも読みたいくらいだ。大橋さんを下に見ている訳でも何でもなく、凄く救われる。そしてこんな風に救われる層というのは、特に若者には結構いると思う。こうやって極限まで自分が本当は何をしたいのかというのを考えることは、人生においてとても大切な時間だと思う。大橋さんも分析していたけれど、無駄では決してない。逆に何も考えずにとりあえず大学に進学する人のほうが多いくらいである。大橋さんは今となっては成功者に分類されるだろうけど、悩み続けている一定の人たちも、自分の人生に後悔のないように。
2018/10/11
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