ポジショナルフットボール教典 ペップ・グアルディオラが実践する支配的ゲームモデル
ポジショナルフットボール教典 ペップ・グアルディオラが実践する支配的ゲームモデル / 感想・レビュー
ゲオルギオ・ハーン
多くのチームで程度の差こそあれ戦術に組み込まれている『ポジショナルフットボール理論』その最新モデルをマンチェスターシティの豊富な資金力を背景に最高の選手を揃えてアップデートを続けているグアルディオラ監督とそのチームに注目して分析した一冊。ポジショナルフットボールの基本原理は場面での数的有利を常に作り出す、というもの。数的有利というのは攻撃側はパスの送り先を増やすこと、守備側では相手の選択肢を潰していくことになる。単純だけど、目まぐるしく変わる戦況の中ですぐに動かなければならないから戦術理解力が必要になる。
2021/02/06
Mark X Japan
マンチェスターシティの快進撃がよく分かりました。戦術にフィットする選手・数人はスペシャルな選手が必要なこともあり、普遍的な最強のゲームモデルではないと思います。また、スカウティングされていることもあり、その優位性も長期ではないのが現実です。そう考えると、今年のJリーグでも、川崎の三連覇は可能性が低いと思われます。☆:4.0
2022/02/11
五月雨ザバレタ
ポジショナルプレーよりも、ペップシティ解体新書みたいな感じ。電子書籍読みにくい
2021/05/21
フリット
この本を読んでも、すぐにはサッカーが上手にはならないでしょう。でも、動き方やポジショニングの肝など、内容は上達のきっかけになりそうなもので、プレーを言語化しかみ砕いて説明してました。とはいえ、実際ピッチで自分でプレーするのは難しいです。巻末でサッカーには理屈だけではない部分があると、自らを否定する記載もありましたが、同感です。サッカーっていろんな要素が絡むので複雑ですね。
2020/12/09
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