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無罪世界 (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS)

無罪世界 (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS)

無罪世界 (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS)

作家
木原音瀬
よしながふみ
出版社
リブレ
発売日
2007-09-19
ISBN
9784862632456
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無罪世界 (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS) / 感想・レビュー

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メイ&まー

タイトルとスーツ姿の表紙から、弁護士もの?とか思ってたら・・・。かたや詐欺師まがいの男、かたや原始生活を営む民族にさらわれて育てられた男。。おおお!木原ワールドよどこへいく・・・!とまあ戸惑いながらも目が離せなくてほぼ一気読み。甘さは無いんですが、印象に残るお話。この二人の間に愛はあるのかな・・・なんてラストまで読んでも思ったりしましたが、愛という言葉も持たない男とこれまで愛情に縁遠かった男の間に見える絆、それはそのへんの軽薄な恋愛よりもよっぽどしっかりしていて確かなものなのかもな、などと思いました。

2011/04/10

蜜葉

ストーリーとしては面白かったけど、blかといわれるとうーん。設定がぶっ飛びすぎて、愛やら恋やらを考える次元を超えてしまってるんだよね。それこそ本人たちにしかわからない話だと思う。でも、こんなにうまくまとめられるのはさすがだなと思った!

2016/08/14

那義乱丸

読メ始める前の読了本。たぶん15年ぶりくらいの再読。初読時はあまり好きな話ではなかったけど、今回再読してみたら面白くて引き込まれた。性格最低の男と 日本人だけど日本語も通じないアマゾン育ちの野生児という木原さんらしい癖の強過ぎるキャラクターで、これがどう着地するのか想像がつかず楽しませてもらった。隣人のおばちゃんと近所の医者のおっちゃんも絶妙な味わいで話を彩ってる。できればふたりの後日談も読みたかったな。きっと笑えそうな気がするから。

2023/07/31

梨恵子

木原さんの作品なのに油断していて、ガツンときました。自分の生活は何かの犠牲に成り立っているのは分かっているつもりでも、アルミ缶一つに動揺するんだから何も分かっていないことを再認識。BLの枠に収まらないこの作品タイトルの「無罪世界」、読む前と後では意味合いが全く変わると思います。

2013/09/16

ムラ

本棚整理中にうっかり再読。後半は改めて心に響くものがありました。最後に山村が有沢に訴える言葉が胸に迫ります。そして何より最後の1ペ−ジが秀逸!色々詰まってますが、本筋とはあまり関係ないところで落合の「気が優しくてナイ−ブな青年」という山村評が印象的でした。世間的にはダメ人間かもしれない山村を、ニュートラルな視点で見てくれた落合の言葉に救いを感じます。

2011/06/12

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