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ジェラールとジャック 2 (新装版) (スーパービーボーイコミックス)

ジェラールとジャック 2 (新装版) (スーパービーボーイコミックス)

ジェラールとジャック 2 (新装版) (スーパービーボーイコミックス)

作家
よしながふみ
出版社
リブレ
発売日
2007-09-01
ISBN
9784862632562
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ジェラールとジャック 2 (新装版) (スーパービーボーイコミックス) / 感想・レビュー

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またたび

「ちゅどどどどーん」となっちゃうジャックがかわいい。愛されて育ったジャック。恨むことをせずに自分を責め、ジェラールに無償の愛を差し出す。純粋で愛情深かったからこそ元妻を憎んだジェラール。最後に言ったセリフ「お前を愛さなかったら俺は今でも自分を許せなかった」というセリフが胸にひびく。許すことが本当は一番難しい事なのかもしれないと考えさせられた。よしながさんがまたBLをお書きになることはないのかしら?

2013/12/03

koi

フランス革命が激化する中、その身を追われることになったジェラールとジャック。緊迫感が漂い悲劇的な展開を予想するも、最後の2人の笑顔にホッとした。多くを失いながら漸く全てを許すことができたジェラールの妻の墓前での独白には胸が詰まると同時に考えさせられるものがあった。ジャックはナタリーに似ていると言われていたが、自分の出自に泣く彼は、自分の子でなくても愛そうとしたかつてのジェラールに似ていると思う。布団に潜りこみ「これは恋か」と聞く純粋さを残すジャックが彼の長く囚われていた心を溶かしてくれて本当に良かった。

2014/05/07

ゆか

再読。何故かバッドエンドだったという間違った記憶のせいで終始ハラハラしたけどハッピーエンドでしたね!良かった。妻の愛人との子供だろうが愛したかったジェラールと、愛人との子供だったからこそ愛されなくなったジャック。対称的な2人がお互いの足りない部分を補うかのように寄り添い心の傷を乗り越え深まっていく愛情に感動した。ジェラールは一見適当そうに見えて本当はジャックのこと何よりも大切だったのね!ジャックが大人になって美形になりジェラールも負けじと美しいオッサン具合が素敵。ジャックの「ちゅどどどん」可愛い(笑)

2015/05/18

じぇい

「大奥」の新刊が出るのでつい手にとってしまった。いつ読んでも上手いわ。毎回同じ感想だけど。フランス革命という時代背景の中で、葛藤とか人間的な成長もきちんと描きながら笑いもとってく。エロもちゃんと入ってるし。結構シリアスな話なんだけど重くならず、ラストで読後感がすごくいい。いつ読んでも好きだわ。

2015/06/09

あさみ

悲恋エンド濃厚な終盤からの鮮やかな逆転満塁ホームランのようなスカッとするハッピーエンドに胸を打たれました。よしながさんの絵は、この時代の衣装や背景ととても相性がいいと思います。

2012/10/12

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