ビューティフル・プア (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS)
ビューティフル・プア (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS) / 感想・レビュー
那義乱丸
榎田作品積読崩しラスト。1枚の絵のために潜り込んだ先はとんでもない貧乏貴族だった(笑)所有する館と森を守るため自身を売りに出した侯爵・アロウと、1枚の絵画を目的にアロウに近づこうとする庶民の玲一郎。メインだけでなく脇も含めた登場人物たちのやりとりがコミカルな表現を交えて描かれていくなか、ヘテロの玲一郎がアロウの人となりを知るに従い彼に惹かれていく過程がテンポよく楽しめた。「愛と金」にまつわるテーマが軸となっているのも物語をさらに面白くさせる効果が大きかった。個人的には執事のサイモンがお気に入り♪
2014/05/28
きょん
雑巾縫いに薪割りといったコメディ部分と、親子の確執や初めての感情に揺れる心情と言った繊細な部分のバランスがやっぱり素晴らしい。そして榎田さんの書かれる洒脱な高齢者が本当に素敵で好きだ。
2019/06/20
ムック
いやーよかった!舞台が外国だからか、ラストの大円団の宴の様子がおとぎ話の様で何だかかわいかった。そして日本語言葉責め!あれをあの顔で言われたら理性はひとたまりもないことだろう。伯爵、国籍は違うけどちょっと茅島氏を思い出した。
2011/02/19
青龍
中古書店で購入。最後のどんでん返し(と、いう程ではないか?)に、ビックリ。この作家さん、文章もキャラ設定も上手いから、とんでもない設定でも上手くまとめ、読者に疑問を残さないのが凄い。Hシーンは、最後の最後になるけど、いい感じ(攻めの慌て具合とか)ですね。この話でも、女性キャラ(リンダ)は、格好いい。執事さんも好きです。
2016/01/08
胡蝶
「コウシャク」の三段活用で笑い、インスタントラーメンの件で爆笑!思わず榎田さん食べたんですか!?と突っ込んでしまった(笑)榎田さんの手にかかるとありふれたような設定でも面白くなって惹きこまれてしまう。あっという間に読了でした★
2015/05/07
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