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はつ恋 (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS)

はつ恋 (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS)

はつ恋 (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS)

作家
榎田尤利
小山田あみ
出版社
リブレ
発売日
2009-10-19
ISBN
9784862636737
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はつ恋 (ビーボーイノベルズ) (B-BOY NOVELS) / 感想・レビュー

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はつばあば

時間が戻るならどの時代がいいかしらと問われて、そりゃ人生で一番悩ましくて戻れるなら高校生の頃でしょうと。31歳にもなれば仕事も順調、でもなんか虚しい。女なんて性処理だけのもの・・久御山は思う。そんな時事故に遭って高校生の頃の体に戻ってしまったが、思考能力は31歳のまま。先生は24才、優し過ぎてDV男から逃れられない情けない男。目が覚めたら亡くなったと思っていた先生が生きていた!。14年後、やっとお互いが恋に・・。こういう初恋もいいものですね(#^^#)

2018/06/19

合縁奇縁

「先生が生きてて良かった…」タイムスリップファンタジー。頭は31歳なのに体と設定は17歳というギャップが面白かったです。高校のときの担任の葬式帰りに事故にあい、2度目の高校生活を送る久我山。17歳では許せなくても31歳なら理解できることもある。いい印象のなかった担任の曽根や、周りの教師に対しても31歳の久我山は、高校生では気づかなかった人間の内面を見るようになり、曽根に惹かれていく。31歳が高校生になって初めて知った初恋の甘さと失恋の苦しさ。

2018/10/22

Romi@いつも心に太陽を!

とにかく設定が面白い。31歳が17歳の自分にタイムトリップしたらどうなるのか?携帯がないだとか、言葉の言い回しが通じなかったり、時代のギャップも面白かったし、当時は大人に見えた教師の印象がまったく違って見えたり、今の自分が過去に戻ったらどんな風に景色は見えて、どんな風に感じるのかな~て彼らの恋愛うんぬんよりもそっちが気になっちゃいました(笑)

2012/01/16

LIV

本編の冒頭部分を読んで、あれ?あらすじがおかしい?と何度も背表紙のあらすじを読み返してしまった私。なるほどそういう設定だったのですね。今回の話はいつもの榎田先生ぽくない内容でしたが、最後で涙腺崩壊。このラストのために本編があったんだなぁと思ういい内容でした。しかし、これは若い世代が読んでもピンとこないかな。心あるお説教だと理解できるのは大人になってからだし。

2011/05/14

那義乱丸

9年ぶりの再読。うっすらと記憶に残ってた物語だけど、今回もぐいぐいと引き込まれた。17歳の時には見えなかったものが、31歳の自分には見えてくる。だからこそ、惚れる。31歳の久我山が24歳の曽根に惹かれていく様子が、人間の成長という理由付けを持って伝わってきて、切なさが増す。初読時と同様に、『生きていてくれれば、それでいいよ。』に落涙。リブレの2010年萌保証フェア小冊子の感想もここに。勘違いから嫉妬して別れ話にビクつく久我山が読めて楽しかったw「久我山がバカでも好きだよ?」という曽根のオチ台詞に吹いたw

2018/10/08

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