変わる価値: 変わりつつある価値
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変わる価値: 変わりつつある価値 / 感想・レビュー
佐々陽太朗(K.Tsubota)
北川一成氏がご自分に影響を与えた人との対談の中で自分の価値観を現した本。あるいは氏を取り巻く人々が北川氏を語った本。非常に示唆に富み、氏が人々に強烈な印象を残すインフルエンサーであることが分かる。「わかる」と「できる」は違う。「わかる」と「飽きる」は紙一重。失敗を乗り越えた数が、器を形づくる。等々、印象的な言葉がたくさんありました。でも、いちばん感銘を受けたのは北川氏の仕事に対する姿勢でした。仕事に対する真摯な姿勢は成功する人に共通するものでしょう。
2017/05/07
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
読メを心安くやりたいので、仕事に直接関係する本は登録してないんですけど少し例外。装丁を手掛けたアートブックがフランスの国会図書館に永久保存されるなど、日本を代表するグラフィックデザイナー北川一成氏の対談集。昭和初期から続く印刷会社の4代目。社員約40人の会社なのに、紙やインキも自社開発して海外の有名ブランドから印刷の注文を受けるほどものづくりにも精通している人。対談相手はデザイナーから金型職人、酒造メーカー社長、養老孟司氏と多士済々。実は今日ご本人にお会いしたのです。久々にヒリヒリしたな。
2014/05/20
schole
グラフィックデザイナーである北川さんと様々な分野の第一線で活躍している方との対談集、そして北川さんの仕事に対する姿勢が書かれている。デザインに興味を持っている人であれば、問題なく読み進められると思う。仕事に対する考え方や姿勢は学ぶべき所がある。特に失敗することにおびえている人はこの本を読んでひとつの考え方として捉えて欲しい。失敗をしたくないからそこから避けて通るよりも「人生を生き抜く上に失敗はつきものだ」という開き直りをして、失敗を教訓の糧としていけば自ずと自分の道は開けていく。
2011/03/27
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