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たんぽるぽる (かばんBOOKS)

たんぽるぽる (かばんBOOKS)

たんぽるぽる (かばんBOOKS)

作家
雪舟えま
出版社
短歌研究社
発売日
2011-04-04
ISBN
9784862722461
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たんぽるぽる (かばんBOOKS) / 感想・レビュー

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優希

歌の数々が煌めいていて素敵な色を放っていました。素朴な風景や素直な心を三十一文字に込めて。危うくて儚い歌が愛おしくてたまりませんでした。上の句と下の句の組み合わせがへんてこだったりするのもまた可愛らしいです。心にダイレクトに届くのは、飾らない想いが歌われているからだと思いました。各章のタイトルページに書かれた文章も味があってポッとします。

2015/12/09

❁かな❁

先日読んだ穂村弘さんの『手紙魔まみ〜』のモデルとなったのが雪舟えまさんとの事で読んでみました!まみのモデルになっただけあり、まさに手紙魔まみだなぁって感じです♪とても独創的でピュアで時にはエロスな感じもあります!1996年〜2010年までに書かれた322編の作品。『きみ眠るその珍しさに泣きそうな普通に鳥が鳴く朝のこと』『全身があなたを眩しがっている きん・にく・つう・よ・永・遠・な・れ』『枕辺の本にしおりが二枚あり きみがすすんでるほうのしおり』『雪の日も小窓をあけてこのひとと光をゆでる暮らしをします』

2014/03/04

YM

言葉がかわいらしくポップだからとっつきやすいけれど、内容は結構皮肉めいたシュールな印象。どっから降ってきたのその言葉?イメージ膨らみまくり。だから、僕はニタニタ顔で楽しみました。挿絵のうさぎさんがめちゃかわいい。

2015/01/17

コットン

「宇宙のほうから触れてきたのわたしスケートリンクで迷子でした」愛すべき不思議ちゃん(勝手に命名しました)。将来は灯台に住みたいという雪舟えまさんの短歌集。兎のにんにと供に妹さんの可愛いイラストと名久井さんの装幀が花を添える。

2020/08/09

nonたん

手紙魔まみこと雪舟えまさんの短歌集。この発想はいったいどこから出てくるのだろう。上の句と下の句のアンバランスさが苦にならないのは何故なんだろう。すごい事だ。元々北海道の人だから、ちょっと分かるところもある。「見えますか食べもの出しっぱなしのテーブルあれが北海道です」には笑った!その通りだもんねww エロスも有り、微笑ましいのもありだけど『ふと「死ね」と聞こえたようで聞きかえすおやすみなさいの電話の中に』なんかはズキンと来るものがある。面白い宇宙人だ。

2014/06/03

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