仏像イラストレーターが作った 仏像ハンドブック
仏像イラストレーターが作った 仏像ハンドブック / 感想・レビュー
trazom
漫画みたいな図も多く(事実、釈迦・聖徳太子・行基・鑑真・空海の生涯は漫画で表現)、チャラい体裁の本だけれど、内容はなかなか面白い。仏像の説明だけでなく、お寺の解説、釈迦の生涯、代表的な宗派と仏師、札所巡りなど、多彩な要素のお詰め合わせ。物事を単純化して認識するには、イラストによるカラフルなヴィジュアル性が最適かもしれない。宗教や美術史という難しい理屈からではなく、形態的な魅力を通じて、仏像や寺院に興味を持つというのも一つのアプローチだろう。「仏像イラストレーター」というユニークな自称がぴったりだ。
2021/02/05
まいこ
「涅槃像」、食中毒?で死ぬほどの腹痛に見舞われてまさに死んでいったときの姿なのに、穏やかで幸福そう。十字架を背負う痛そうなキリストとは全然違う。部屋に置くなら涅槃像か、不動明王も良いと思った。憤怒の表情は煩悩や妄想を払うため。
2021/09/13
Jacard
仏像の基本的な解説色々。全てイラストだからこその親しみやすさがあるような気がした。漫画と仏像イラストのユルさ加減が全然違うのも味。仏像イラストへの細かなこだわりが凄い。/ことわざ「牛に引かれて善光寺参り」の解説があったけど、そういえば意味を知らなかったなー。
2022/08/31
tomchin_man
物事の解説には写真よりもイラストが優れているということがわかった。初心者には実に面白く感じた。
2021/08/26
アキ
おもしろかった。
2021/06/24
感想・レビューをもっと見る