図解 資本論 未来へのヒント
図解 資本論 未来へのヒント / 感想・レビュー
shimashimaon
図解というよりは要約でしょうか。わかりやすいだけでなく、今『資本論』を読むことの意義が、齋藤先生が学生であった頃のマルクス研究を回送しての感慨に触れることで、より強く伝わって面白いです。本書最後のコラムにあるエピソードの1860年代は、我が国は幕末から明治維新にかけて怒涛の最中でした。大好きな歴史的視点からも、より深くマルクスを学びたいと思います。
2022/04/06
鵞鳥
見えない糸は恐ろしい。
2022/10/23
水落健二
「資本論」が書かれた当時は奴隷や強制的な労働が残っていて、力のない人たちが搾取されていたのかもしれない。 だけど今は奴隷はいない。選択肢も無数にあるし貧困に喘ぐ人を助ける制度もある。 もちろん完璧な制度もなければ、まだまだ改善できるところも数多くある。だけど世界は確実に良くなっている。 貧困や戦争、異常気象やそれにともなう死者数など、どう見ても減ってきている。それも劇的に。そこに目を向けずに、悪くなっているというイメージを植え付けるのは本当に罪深い。 いい本をたくさん書いている著者だけに残念でならない。
2022/05/23
にいさん
ふむふむ、勉強になります。
2022/05/08
わっふる
気になりながらも、難しいだろうと読まずにいた資本論。分かりやすくまとめられていて読んで良かったと思いす。次に来るものが非常に気になる。誰もが誰からも搾取されないシステムが出来上がるのは、いつになるのだろうか?
2024/02/12
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