写真対話集 問いかける風景
写真対話集 問いかける風景 / 感想・レビュー
保山ひャン
世界はとうに終わっていた(60年代〜)、新品時代の終焉(70年代中盤)、ゴミの上の夢の国の時代(70年代後半〜)、個人攻撃の時代(80年代〜)、記憶を上書きする時代(90年代〜)、懐かしい未来、見知らぬ過去(2011年3月11日以降)。60年代から現代までを写した丸田祥三の写真と、作家の重松清との対話をおさめる。捏造された原風景の話や、ウルトラマンから仮面ライダーへの話、オモライくんの話など。写真は鉄道関係が多かった。本書をデザインした祖父江さんの「70年代なんて万博で終わっちゃったんだよね」が面白い。
2017/07/22
フロム
写真は前半戦は面白いが、後半戦つまり現代に入ると急に魅力があせる。対談の内容は終始低調。うーん結論から言うとあんまりオススメできませんね。
2012/05/05
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