KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

しねるくすり

しねるくすり

しねるくすり

作家
平沼 正樹
ダイスケリチャード
出版社
産業編集センター
発売日
2019-10-16
ISBN
9784863112407
amazonで購入する Kindle版を購入する

しねるくすり / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

Kazitu

「いつでも死ねると思ったら、生きていくのがラクになった」と笑った親友は、薬を飲んで自殺した。 薬科大学での青春ミステリー。 重い話ではあったけど、わかるようなわからないような。私もお守りみたいな1錠はほしい。でも市販薬では、しなないよ。😅薬についての蘊蓄は、勉強になった。

2023/05/30

☆よいこ

青春小説。薬学部の学生が「死ねる薬」を作って配る話。死を運ぶセリーヌの正体は誰か?死ぬ権利を得たら、人は幸せになれるのか?▽薬の成分や効能について触れる記述があるが、マニアックではないので読みやすい。▽明るい話ではなかった、ドラマぽい

2020/10/18

kou

1粒で眠るように死ぬ事ができる薬・・・人は自分が死ぬタイミングを、自分で決められるようになると、実際、前向きになれたり、生きる活力が沸いてくるものなのだろうか?イロイロ考えさせられるテーマだと思う。読むタイミングによって感想が変わりそうな一冊だった。

2020/01/12

夜長月🌙@新潮部

安楽死ができる「くすり」があればいいと思いますか?主成分は「死」。副作用「生きる力」。いつでも死ねる安心を得て、生きる力を獲得する人も出てきます。本当にそんなことがあるのでしょうか。

2020/12/21

Ikutan

一人の男子薬学生が突然自殺し、その後不可解な自殺者が相次ぐ。その頃、たった一錠で痛みも苦しみもなく死ねる薬があるとSNSで噂が。彼の自殺と噂の薬の真相は..薬学青春ミステリということで、薬学の知識がてんこ盛り。脳内物質や睡眠メカニズム、薬の作用機序に相互作用、更にはオプジーボ問題まで、上手く絡めているなぁと感心。死生観など哲学的なところもあるけれど、ベースは青春小説なので読みやすい。恋愛に関しては、男性作家さんらしいなぁと思うところも。あなたの命が誰かの希望になっている。色々考えさせられる一冊でした。

2019/11/20

感想・レビューをもっと見る