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最後に手にしたいもの (翼の王国books)

最後に手にしたいもの (翼の王国books)

最後に手にしたいもの (翼の王国books)

作家
吉田修一
出版社
木楽舎
発売日
2017-10-02
ISBN
9784863241206
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最後に手にしたいもの (翼の王国books) / 感想・レビュー

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yoshida

ANAの機内誌に掲載されていた吉田修一さんのエッセイ。旅以外にも触れられています。自宅で飼っている猫達への愛情の深さと、注ぐ視線が優しい。伊勢神宮の描写に凛冽な空気感を感じる。パリやプノンペンでの食事の様子も非常に美味しそう。台北でマルーン5のライヴに行く旅は、スタンディングのライヴの熱気と会場の幸福な一体感が伝わる。毎日の暮らしぶりから、吉田修一さんは独身なのではないかと思う。お気に入りの猫達との自由な暮らしも悪くない。平易な文章で実に読みやすい。そして、吉田修一さん独自の視線に触れる事が出来る作品。

2017/12/10

starbro

昨日の『泣きたくなるような青空』に連続して読みました。前作に比べると外国の話が多めでした。著者が外国に行くにあたって最初にやることは、その国の人々を尊敬する事と書かれていて大変感銘を受けました。これからも著者の小説とエッセイを読み続けたいと思います。

2017/10/31

Tsuyoshi

ANA機内誌で連載されたエッセイをまとめたものという事で海外旅行に関するテーマが多かった。「海外旅行で現地に最初にやることは現地の国の方に敬意を払うこと」との記述が印象的。現地の方にいかに心地よく受け入れてもらえるかに重きをおく吉田さんの姿勢に感心。機内でこれを読んだ人はいい心構えを得た気分になったんだろうなぁ。

2017/11/06

Satomi

吉田修一様♡大好き♡「泣きたくなるような青空」に引き続き一気読み。飼い猫との微笑ましいエピソードなどなどエッセイならではの作家さんのひととなりを垣間見れる。笑える話も、ちょっとした失敗談もどこか品がある。豊かな気持ちになれる。贅沢をした気分。機内誌で吉田修一のエッセイを読める幸せ。ANAグッジョブ!!!!

2017/11/02

おうち時間

ANAグループの機内誌『翼の王国』のエッセイ25篇を書籍化した物の為、旅行に関するエッセイが多いです。コロナ禍で旅行に行ってないから行きたい気持ちがフツフツと。特にプノンペンいいなぁ。旅行以外では「快速電車は埼玉を走る」と「機械音痴」が面白い。埼京線で目の前の男子学生に「うわっ!目の前に作家の吉田修一座ってるよ」とツイートされたのをリアルタイムで読んでしまってドギマギしてる所や私以上に機械音痴な所に親近感。お写真では強面風なのかと思ってたのでギャップが凄い。人柄を知るとまた小説を読んでみたくなりました😊

2022/06/03

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