桃花水 きみを待つ春のほとり (ヴィレッジブックス edge イ 1-3)
桃花水 きみを待つ春のほとり (ヴィレッジブックス edge イ 1-3) / 感想・レビュー
巨峰
飯田さんの小説はどれも誠実でピュアな感じがし、読者の期待に応えてくれます。桃の節句にうまれた幼馴染の雛子と桃花。大学生になった彼女たちはルームシェアをして同居しています。桃花は自分の名前が可愛らしい名前が全然似合っていないと思っていて、自分の名前がきらい。そんな桃花の名前を雛子以外に呼ぶ男性と夏休みのバイトで出会うのだか。優しくも落ち着いた地に脚がついている印象の恋愛小説です。
2010/08/13
coco夏ko10角
桜が咲いてる間に読もうと思っていてギリギリ。メインよりも紗枝と美奈のことが気になってしまった。「桃花水」きれいで素敵。
2015/04/14
早紀
春になったら読もうと決めていた本。大きな出来事が起こるわけではないけれど、穏やかで幸せな恋。切なくてもどかしくて可愛らしい物語だった。さらりとした桃花と雛子の関係も心地良い。柔らかい文章で、ふんわりと心があたたかくなった。
2016/03/11
銀雪
ヒロインと誕生日が近かったので読んでみた。春の物語、というわけでもなかったけれど、今の時期に読めて良かった。桃花より私は雛子に似ていて、そちらに共感できる部分も多かった。見た目と性格のギャップについてとか。紗枝と美奈の友情、恋愛観についても、どちらも優しく、筋が通っていて好感が持てたり。登場人物がみんないい人で、強すぎない個性があって、読んでいて非常に気持ち良かった。文章も洗練されていて読みやすいし。あと、私の好きな人が勤める企業の名前も作中で一度だけ出てきたので、その点も嬉しい1冊だった(笑)。
2014/03/02
チェス
すれ違わなくてホント良かったよー。面白かった。
2021/03/12
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