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ダーウィンの子供たち 下 (ヴィレッジブックス F ヘ 3-4)

ダーウィンの子供たち 下 (ヴィレッジブックス F ヘ 3-4)

ダーウィンの子供たち 下 (ヴィレッジブックス F ヘ 3-4)

作家
グレッグ・ベア
大森望
出版社
ヴィレッジブックス
発売日
2010-09-18
ISBN
9784863322769
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ダーウィンの子供たち 下 (ヴィレッジブックス F ヘ 3-4) / 感想・レビュー

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RIN

『ダーウィンの使者』→本作上巻→下巻と失速感が半端ないのは私だけだろうか。人類の進化が急速に進み共生することになりつつある世界で、旧人類vs新人類の課題や対立なり共栄なりの一つの解決策が示されるのかと思いきや、何とも、「えっ?これで終わり?」な印象は拭えない。コミュニケーションの手段が異なると価値観も社会観も全く別のものになる、という示唆は興味深かったのだが。それにしても「進化」って何だろ?とも感じさせた。超能力のようなものを持つことが「進化」ではないんだ、というのも一つの新たな視点だった。

2013/04/07

siva

たあ、ダメだ。グレッグ・ベアは合わない。前作でもあんまり‥と思ったが、今回ではっきりした。広げた風呂敷を綺麗に畳めずクシャクシャにして放り出した感じだった。

2016/06/25

roughfractus02

政府の異なる者の隔離から逃れる考古学者と分子生物学者の両親は、ソバカスを動かし、匂いでコミュニケートし、二重発声で会話する娘を受け入れている。異なる者との共生は家族の中では持続するが、社会においては排除の力が働く。この関係は「ウィルス・チルドレン」を受け入れるキリスト教以外の宗教世界と排除するユダヤ・キリスト教世界という背景の対比に読者を導く。知恵の実を食べたアダムとイヴの原罪以来、「胎生」に対する宗教的価値観によって引き起こされる不寛容と混乱は、異なる者を描くSFジャンルにも共生という問いを投げかける。

2018/08/22

ni-ni-

上巻は息をつかせぬ疾走感があって面白かったのだが、下巻はあれれ…?な展開。

2012/11/17

ナカユ〜、

正直尻すぼみ感は否めないんだけど、やっぱりグレッグ・ベア!、読ませてくれます。

2012/03/21

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