いにしえの夢に囚われ (ヴィレッジブックス F シ 2-5)
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いにしえの夢に囚われ (ヴィレッジブックス F シ 2-5) / 感想・レビュー
absinthe
考古学調査と探偵ものとささやかなアクションが混ざったロマンス。イヴダンカンが主人公のシリーズの、スピンアウト的話で、彼女が育てていたジェーンの物語です。ジェーンとそっくりの顔を持つ女性ばかりが殺され、瓜二つの顔を持つ古代の女優の狂信者が浮かび上がる。そんなところに、危険な雰囲気のトレヴァーという男が接近して・・。 ロマンスはあまりよまないので、お薦めかどうか解らないが、女性というのはこういう風に考えるのかと、absintheには興味深かった。
ふじこ
考古学モノと探偵モノの雰囲気を楽しむロマンスです。養女とそっくりの女性ばかりが殺されますが、実は古代のある女性と時代を超えた繋がりがあって…というお話。イヴダンカンを主人公としたシリーズのスピンアウト。それにしても、これほどわがままな女たちを優しくサポートしてくれる男性は素敵。
2020/09/25
おしょも
久しぶりにこのシリーズを読みました。面白いストーリーで楽しめるんだけど、登場人物がみんな自己主張が強く鼻持ちならない性格に思えます。日本人が自己主張しなさすぎるのかなぁ。
2018/01/19
黒崎ディートリッヒ
複顔師のイヴは、恋人の刑事ジョーの依頼でとある女性の死体を復元した所、死体の顔は彼女と一緒に暮らす女子高生ジェーンそのものというほど酷似していた。一方、その頃ジェーンは不思議な夢を見るようになりはじめて?! コンテンポラリともパラノーマルとも見えるロマンス。まぁ異能系なのでパラノーマルでしょうね。古代ローマの女優シーラをめぐる、殺人事件の顛末を書いた時空を超えたミステリー。 ヒロインはイヴではなく、女子高生のジェーンです。イヴは彼女を引き立てるような役として存在しているだけで。何だか独特な作品でした。
2015/01/29
MOMO
いろんな謎が残ったまんま、終わってしまったわ・・それでも、楽しく読めました!なんせジェーンちゃんがお気に入り!!幼くして大人になるしかなかった彼女の強さや賢さに隠れた儚さは、強固な壁に身を潜めた幼い少女のようでさぁ・・それは悲しくて、切ないけれど、愛おしい存在でした。トレヴァー君も、結構いいキャラだったしね。縄張り意識丸出しのジョー君とのやり取りや、17歳のジェーンちゃんにモンモンとしているさまも、読んでて楽しかったしねぇ。で、結局彼はアントーニオだったの?
2012/02/07
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