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それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ)

それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ)

それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ)

作家
法橋ひらく
東直子
出版社
書肆侃侃房
発売日
2015-03-13
ISBN
9784863851764
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それはとても速くて永い (新鋭短歌シリーズ) / 感想・レビュー

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kaizen@名古屋de朝活読書会

#法橋ひらく #短歌 曇天の海辺に立っている心地やさしいことのエゴを言われて 「恐竜や」十一月のプールには夕日を返す飛び込み台が 鴨川で花火しようや誰からとなくはしゃぎ出す師走のドンキ サボテンに水をあたえる寂しさに他の呼び名をふたつあたえる 鳴けよ海(なけないぼくらのみるひかり)廊下に立てたあのキャンバスへ (どこにたどり着くのだろう)黙すときテレビは浜のあかりのようで 雨の日の図書館はとてもしずかでなぜだろう土の匂いがする 返歌 晴れの日の図書館ひとがすくなくて窓からふわり木の葉花の香 

2016/12/14

双海(ふたみ)

歌の世界に入れないとき、歌人仲間はどうしているんだろうか・・・。

2022/03/11

テトラ

丸善の京都本店で購入。学生時代をうたった短歌に不思議と親近感があると思ったら、法橋さんは大学の先輩なのでした。同じ学部で学んで、同じ街の空気を吸った人の短歌を味わえることをしみじみ幸せに思います。歌集を読みながら久しぶりに泣いていました。どうしようもない焦燥感や淋しさ、切なさが見事に定型になって切り取られているような感じ。/ おやすみ こんなん奇麗事やけどみんな幸せやったらええな/ この歌が私のお気に入り。最初は抵抗があった関西弁も、今ではなんだか優しく感じる夜です。

2015/10/13

はち

うまく歌の世界に入れなかった。付箋はそれなりに貼ってあるので嫌いではないのだろう(本当に嫌いな歌集は最初の数ページで付箋が終わる)。この違和感の正体はなんだろう。時折出てくる関西弁の歌は、東京に住んでいるけれどアイデンティティは関西人であることをアピールしているのだろう。吉岡太朗さんの関西弁とは違う。多分こちらはかなり作品的には無防備に、もちろん感情的にも無防備に出しているように思える。比喩はうまい。ただ、ここまで喋り言葉に近い口語なのに時折文語が混じるのは相当の違和感。

2015/10/14

ひろ

ちょっと駆け足。 寂しい印象。

2023/03/22

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