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ユメノユモレスク

ユメノユモレスク

ユメノユモレスク

作家
夢野久作
アルフォンス・イノウエ
杉本 一文
林由紀子
宮島 亜紀
出版社
書肆侃侃房
発売日
2016-03-18
ISBN
9784863852174
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ユメノユモレスク / 感想・レビュー

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HANA

夢野久作が語る恋物語四編を収録。とはいえ著者らしく一捻りも二捻りもしているけど。それぞれの作品の扉絵が杉本一文やアルフォンス・イノウエと非常に豪華で。収録作を恋物語の観点から読み直すという試みは、また新たな視点を与えてくれる。「瓶詰地獄」とかは、初めからそちらの方で読んでたわけであるけど。それぞれの作品を再読して思ったことは、著者の描く少女像の素晴らしさ。各作品違った形ながら、どれも非常に魅力的に描かれている。後、自分ならここに「氷の涯」も入れるな、とかも想像しながら読んだ。これも短編集の楽しみかな。

2016/05/01

sora

初めてです。表装と作者名と題名で勝手に想像して、手にしたのですが、中をみてびっくりしました。予想外とはこのことです。

2016/05/26

aria

旧字体漢字で歴史的仮名遣い、この雰囲気嫌いじゃないです~寧ろ好き… 普段はさささ~っと読破出来るのに、この旧字体は何と読むんだ…!と前後の文章から推測する為に つい手と目を留めて読み進めるのが何と楽しいことたのしいこと。 又讀みたい!!

2019/10/31

rinakko

「ココナツトの實」のみ初読だった。好きな話。

2016/04/30

氷沼

旧字を用いた文体で、「死後の戀」「押繪の奇蹟」「ココナツトの實」「瓶詰地獄」の四編に、四人の作家が挿絵...というか各作品の表紙だけ...をいれ、『恋』というコンセプトで編んだ一冊。全て既読だが、どれもが一級品なのでとても楽しめた。幻想的であり狂気も孕む久作流の恋愛譚、やはり素晴らしかった。

2019/02/18

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