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新装版 春のお辞儀

新装版 春のお辞儀

新装版 春のお辞儀

作家
長嶋有
出版社
書肆侃侃房
発売日
2019-04-22
ISBN
9784863853638
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新装版 春のお辞儀 / 感想・レビュー

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アマニョッキ

もう最近毎日読んでる。読了30回目くらい。なぜなら1日1句NHK俳句に投句していたから。だけど選者も来月までか…悲しくてとほほ。もっと早く俳句作りに目覚めればよかった。「行く春やハム型の凹みハムの函」「名月や寝そべったのはあの辺り」「ストーブは爆発しない大丈夫」「薫風や助手席にいてチューバッカ」「春眠や脳内上映二本立て」「夕飯はバームクーヘン夏休み」「白玉や子どもは空を飛べません」さてこの中にわたしが作った俳句が一句だけ混じっております。どーれだ?わかったあなたはLet's投句!

2020/01/31

おおにし

『俳句は入門できる』を読んだら長嶋さんの句集が読んでみたくなった。句集を読むのは初めてだったがとても面白かった。特に「ドーナツを食べ終えし手の甘さかな」「ポメラニアンすごい不倫の話きく」というような無季の句に魅力を感じた。”思わずツィートしちゃいました”的な句にみえるが、真似しようとしても簡単には真似られない、それが長嶋さんの句だと感じた。

2022/06/17

うさぎや

新装版にて再読。「眼鏡さらに3Dメガネ着ぶくれて」と《忍者の昼》シリーズが好き。

2019/06/05

遠い日

そうだった、そうだった、長嶋有さんは俳句を詠む人でもあったと手にする。伸びやかな自由律俳句。一瞬の風景が切り取られ、定着するおもしろさ。長嶋有さんの眼を通してみるそれらに、はっとしたり、くすりとしたり。新作44句を加えた全279句。20年の軌跡だという新装版。

2024/03/14

あなた

〈はるのやみ「むかしこのへんは海でした」〉この句が頭から離れなくてこの句いいよなあとずっと思ってる。いま生きてここにいることや過去にわたしたちはいなかったこと、未来でわたしもわたしがすきだったひともわたしをすきだったひともなんでもなくすれちがったちきゅうじょうのひとびともみんないなくなるんだよなあみたいのがぜんぶまじっているきがして、この句すきです。わたしはいなくなるんだよなあ。いまねっころがってほんよんでても、めをとじてても、ふとおきあがっても。

2021/11/19

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