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現代短歌パスポート2 恐竜の不在号

現代短歌パスポート2 恐竜の不在号

現代短歌パスポート2 恐竜の不在号

作家
岡野大嗣
川野 芽生
大森静佳
小島 なお
谷川由里子
寺井奈緒美
我妻俊樹
北山あさひ
伊舎堂 仁
安田茜
出版社
書肆侃侃房
発売日
2023-11-03
ISBN
9784863855991
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現代短歌パスポート2 恐竜の不在号 / 感想・レビュー

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livre_film2020

記録。なんかあまりビビッと来なかった。気もそぞろだったからか。あとでちゃんと書く。

2023/11/30

だいだい(橙)

最寄りの書店になかったので、アマゾンで購入。どの歌人も個性がきらり、読み応えあります。今回、私にとっての収穫は川野芽生(めぐみ)さん。この号でトリを飾っていて、「恐竜の不在」という号の名前にもなっているけど、川野さんをいままで意識したことがなく、こんなに素敵な歌を詠まれることを知らなかった。川野さんの歌集も読んでみたいと思っています。短歌に興味がある方にはおすすめ。1000円で10人の実力派の若手(じゃない人もいるけど)歌人の新作が読めて、しかもサイズ感がいい。バッグに入り持ち運びもいいので旅のお供にも。

2023/11/09

オムロン

折り紙の畳み方山羊の眠り方かなたの指が雨を光らす/小島なお  宇宙は収縮しないのにきみは近くなる歌そのものと歌う/谷川由里子

2024/04/22

きゅー

寺井奈緒美の「せっかくの持ち手があるし炊飯器持って浜辺を歩いてみたい」、「吠え合って尻の匂いを嗅ぎ合って打ち解け合っていいなお前ら」。伊舎堂仁の「地下茎で困らせたいなおまえみたいなのの家の庭に竹を植えて」など。特に寺井奈緒美はエッセイ集の『生活フォーエバー』以来のファン。一人ひとりの歌の数が少ないのが少し物足りない。

2024/05/07

clintwestwood

真冬でも感じられてる見る価値のない透明な市民ギャラリー どうしても枯れ草だけがにおってる自分が深夜の道だとすれば 我妻俊樹 地下茎で困らせたいな おまえみたいなのの家の庭に竹を植えて 伊舎堂仁 くちなしの花を覚えたこの夏のままで生きたら、生きられたなら どの星もどこかに向かっているように見える夏のスロージョギング 谷川由里子

2024/04/17

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