談志の落語 一 (静山社文庫) (静山社文庫 C た 1-1)
談志の落語 一 (静山社文庫) (静山社文庫 C た 1-1) / 感想・レビュー
おさむ
談志2冊目。古典落語の博学ぶりに圧倒されます。古典に現代風のギャグの味付けをタップリいれる立川流はやはり独創的。ここが、談志の好き嫌いが分かれるところなんでしょうね。名作「明烏」とかは志ん朝のようにオーソドックスな方が良いかな。
2015/11/27
緋莢
紺屋に勤める染物職人・久蔵。真面目に働く彼が恋をした。しかも相手は吉原の花魁・高尾。座敷に呼ぶのに給金三年分かかると知るも、久蔵は張り切って働き、吉原へと行くが・・・(「紺屋高尾」)「ガマの油」、「狸賽」、「夢金」等、12本の落語と、それぞれの解説を収録。
2017/12/05
MURAMASA
幼い頃から、落語は好きです。好きなんですが、観る機会がない。機会はないけど好きなんで、家にあった「古典落語集」なんて文庫本を読んで、噺の中身くらいはどんなモノかは知ってます。最近になって、先輩からCDを借りて聞くことがありますが、談志はいいですね、勢いがある。なんて偉そうなこと言ってますが。本作品集はその談志が自作を文字に起こして、解説もつけたもの。中でもイイのが紺屋高尾。花魁と久蔵の遣り取りが生き生きしてて、中身もちょっといい恋のお話。でも、やっぱり家元の高座で観たいなぁ、なんて思っちゃいますが。
2009/10/13
yutaro sata
台本と解説と。『ガマの油』は憶えたなあ。
2022/05/15
gtn
「風呂敷」はイリュージョン盛りだくさんで、談志がノッテいるのが分かる。「北朝鮮なんぞ攻めてきたって、大丈夫よ。ウチは町内会がしっかりしてるから」というのが秀逸。
2018/10/20
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